松原良香コラム“サッカー人”

松原良香コラム“サッカー人”

柱谷哲二さん

第1回 柱谷哲二さん

こんにちは。 FELICEサッカースクール代表 松原良香です。自分がサッカーを通じていろいろな人達と出会う中で、一人でも多くのサッカー人を紹介し、私がどう感じたかを皆さんに伝えていきたいと思いこのコーナーを作りました。

早速ですが第一回目は柱谷哲二さんです。

柱谷さんとは10年以上前からお付き合いさせていただいていて、僕の結婚式でもスピーチをしていただいた方なんです。選手時代は同じチームでプレイすることはありませんでしたが、プライベートではよくアドバイスをもらったりしていました。

そして現在はVERDYのヘッドコーチとしてJ1昇格のために指導しながら、毎週火曜日にサッカー番組「サッカースピリッツ」でご一緒させていただいています。

哲さんはあのドーハの悲劇時のキャプテンで「闘将」と呼ばれていましたが、現役を引退して指導者になってからもサッカーに対する姿勢、思い、情熱、ハートは凄いです。

先日もサッカーの話を番組終了後にしましたが、あっという間に3時間がたっていました。

まず感じたことは、本当に良く勉強されている。現役を引退し、S級ライセンス(Jリーグで指揮をするために必要)を取得するとすぐに札幌で監督をしその後、浦和レッズで3年間コーチ、去年はVERDYサテライト監督、そして今年からVERDYヘッドコーチになられました。

だから浦和レッズが現在に至るまでのことは全て把握していますし、札幌でうまくいかなかった事も「自分に力がなかった」とハッキリ言う。そして現在VERDY再建のために何が必要かを分析をしラモス監督のためにサポート、尽くしている。現役時代は言うまでもなく日産やVERDY,日本代表キャプテンとして活躍されてきました。

彼の凄いところは、自分の目標を持っていてその目標に向けて自分がどうすれば良いのか今何をするべきなのかをしっかりとプランニングされていて、それに向かって動いている。経験を基に自分には何が足りなかったのか、何が必要なのか、どのようにすればいいのかを自己分析出来る事だと思いました。

そしてコーチとして監督のために自分がどうすればいいのかをしっかりと理解している。だから、会話をしていても内容が全然ぶれないし話にも芯があると感じました。

何度も彼が繰り返し言っていた事は「基本がしっかりしていないと絶対にうまくなれない。」 「指導者も自分の考え、信念を持って指導する事。それがないとうまくいかないし、行くわけがない。」

要するに指導者の考え方、コンセプトがハッキリしっかりとしていなければ、子供であれば子供をどう育てる?プロであれば選手たちはどこに向かっていけばいいのか?どのようなサッカーをすればいいのか?が分からないし、ただやっているだけで路頭に迷うということになる。

哲さんに「良い選手って何ですか?」と質問してみました。

それは「状況を読める、感じる、今何をすればいいのかを理解し行動できる選手。」

例えば1−0で勝っている時と3−0で勝っている場合は全然状況が違う。それもこの状況で残り45分あるのか、ラスト5分なのかでも全然違う。この時に今攻めるべきなのかセーフティーに行くべきなのかそれはこの状況を分かっていないと判断しプレイ出来ない。だからボールを止めて蹴る。これは当然のことで子供の時に必ずマスターしておかなければならない。

このように質問しても即答で答える。それはサッカーを常に勉強し自己分析出来るところにあると思います。

私は本当に恵まれていると思いました。なぜならば、このような話を自分の耳で聞く事が出来るのだから。サッカーをやってきて良かったなと哲さんと話をしながら感じました。

明日にでも子供達にこの事を伝えたいと思いました。

2007年3月


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