松原良香コラム“サッカー人”

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松井大輔選手

第31回 松井大輔選手(サンテティエンヌ / フランス)

キリンカップには残念ながら「来日」しませんでしたが、日本のサッカーファンが最も見てみたい選手の一人、それがフランス1部のサンテティエンヌでプレーする松井大輔選手でしょう。

彼は、フランスリーグ最終節(30日)が終わった後、南アW杯最終予選(6月6日)が行われるウズベキスタンで日本代表に合流するそうです。

先日、ボクの主宰するサッカーチームの遠征でフランスに行った時、彼に話を聞いてきました。
サンテティエンヌに着いた日は、彼はアウェーで試合がありました。
でも、ボクや子供たちに挨拶をしたいから─と夜遅くに戻って来てくれたのです。

子供たちは“本物”の松井選手を前に感動していました。
「どうやったらサッカーが上手くなりますか?」「好きな食べ物は?」など様々な質問が出ました。
ボクが聞きたかったのは、今の日本代表についてどう考えているか、ということでした。

─ジーコ、オシム、そして岡田さんと三代続けて日本代表に呼ばれているよね。今の岡田さんはやりやすい?
「よく代表常連のように言われるのですが、ボク、代表キャップ数って、そんなに多くないんです。15だったかな。」

─そんなに少なかったけ?
「オシムさんが、よく名前を出してくれていたことは、報道などで知ってはいるのですが、実際はあまり呼んでくれなかった(笑)。だから呼ばれれば絶対に行きたいという気持ちはあります。もっとキャップ数を増やしたいですね。」

─正直、岡田さんのサッカーはどう? やりやすい?
「やりやすいです。」

─ただ、日本代表だと攻撃系の選手も守備を要求される。フランスリーグでは、攻撃に専念しているんだよね。
「ええ。でも、それは監督が決めることですからね。日本代表でも…たとえば(MF)稲本さんとかがボランチにいるとやりやすいですよ。彼はボールを奪うこともできるので、試合を落ち着かせることができる。」

─他に一緒にやって楽な選手は?
「もちろん(MF中村)俊さんはすごいプレーヤーだと思います。一緒にやっていてすごく楽ですね。あと(FW)高原さんは、いてくれればすごくありがたい選手です。」

彼と話していて感じるのは、とにかくサッカーが大好きな「サッカー小僧」ということです。

現在、彼のクラブ、サンテティエンヌは最終節を残し、18位の2部降格圏内。
松井選手によると「サポーターは非常に熱狂的。結果が出ないことに業を煮やしてクラブハウスに乗り込んでくることもある」そうです。

サンテティエンヌを降格から救い、すっきりとした気持ちでウズベキスタンに向かって欲しいものです。

このコラムは、6月1日発行の日刊ゲンダイに掲載されました。

2009年6月


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