松原良香コラム“サッカー人”

松原良香コラム“サッカー人”

相馬直樹さん

第36回 相馬直樹さん

U-20(20歳以下)日本代表のコーチに相馬直樹さんが就任しました。
相馬さんは同じ静岡出身。三つ年上にあたります。
アジアの厳しい戦いを勝ち抜き、98年フランスW杯にも出場した相馬さんが若い世代を教えることは、非常に良いことだと思っています。

―コーチ就任、おめでとうございます!
「ありがとう。若い選手たちにとって自信となる遠征になるように頑張ってくるよ」

―指導者といえば、相馬さんは、現日本代表監督の岡田武史さんの元でフランスW杯を戦いましたよね。岡田さんってどんな人ですか?
「うーん、真面目そうに見えて冗談も言う。懐の深い人と言っておこうかな(笑い)」

―98年W杯と今の代表の目指すサッカーは同じなんでしょうか?
「色々と考え方はあるだろうけど……98年大会の目標はグループリーグ突破だった。でも今回の目標はベスト4。当然やるサッカーは変わるよね」

―今の力でW杯ベスト4に入るというのは、非常に難しいと思うのですが……。
「W杯アジア予選を通じてチームがまとまったという印象があった。だから、敢えて高い目標を設定したんだろう。岡田さんらしいよね。現時点では組み合わせも決まっていないので何とも言えないけど、是非とも目標を達成して欲しい」

―相馬さんといえば左サイドバック。お世辞じゃなくて、現日本代表には相馬さんのような“不動の左サイドバック”が固定できていない気がします。
「サイドバックというのは、攻守にわたって1対1が多くてキツいポジション。そんな攻守両面をきちんとこなせるのが重要だと思う。攻めだけとか守備だけになっちゃいけないんだよ。さらに言えば、サイドからゲームコントロールのできる選手が出てきたら最高だろうね」

―最後に、相馬さんの理想の監督ってどんな人ですか?
「理想の監督……たくさんいるから一人に絞るのは難しいね。監督にとって一番大切なのは、状況が悪いときに立て直すことができるか、どうか。チームが勝てない時ほどリーダーの真価が問われると思う。そこで踏ん張ることのできる指導者になりたいと思っているよ」

勝負にこだわり、厳しい環境の中で自分を試してみたいと話す相馬さんは"1対1"に強かった現役時代を彷彿とさせます。
強気の相馬コーチがいるU-20日本代表は要注目です。

このコラムは、8月10日発行の日刊ゲンダイに掲載されました。

2009年8月


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