松原良香コラム“サッカー人”

松原良香コラム“サッカー人”

森山泰行さん

第42回 森山泰行さん

サッカーは、どんなに内容が良くても点を取らないと勝てません。
まさに点を取るためだけに投入される選手、それがスーパーサブです。
今回のゲストは元祖スーパーサブの森山泰行さん(40)。愛称は「ゴリさん」です。

ボクが磐田でプレーしていたとき、FWにはスキラッチと中山さんがいました。
イタリアと日本の代表選手ですからね。
ボクは後半途中から投入されることが多く、森山さんのプレーを参考にしたものでした。

─ゴリさん、スーパーサブの極意とは?
「集中力かな。あとはシュートを打つ瞬間、敵の選手からいかに離れられるか。体に触れられていたら、ミートの際にブレが生じるからね」

─でも、ゴールの近くには、敵味方の選手が入り乱れていますよね。
「スタートする位置を考えた。相手の背後から飛び出したり、あらかじめ見えない場所にポジションをとっておく」

─ゴリさんは一瞬でマークを外したり、コンマ何秒単位の動きが速い。
「昔は足が速いとうぬぼれていた。でも、Jリーグのレベルはどんどん上がり、歳をとって衰えていった(苦笑)。足が遅くなったのをカバーするために、いかに静止状態から素早く動けるか、いつも考えていたんだよ」

─具体的には?
「両足をどの位の幅で開いておけば一気に加速できるか、研究したね」

─最近の日本代表FWはどうですか?
「森本や岡崎とか良いFWが出てきた。ただ、世界的に見るとサイズ的に見劣りがする。かつてプレーしたスベロニアには身体の大きな選手がゴロゴロいた。フィジカルの差は大きいからね。たとえば身長が187cmなのに動き出しが早く、広島の佐藤寿(170cm)のように動けるFWを育てたら、日本サッカーの課題である決定力不足も解決すると思う。良いFWがいれば良いCBも育つし、FWにパスを出すMFもレベルアップしていく。自然と日本サッカーも強くなっていく」

ゴリさんは08年にFC岐阜で現役を引退。
コーチを兼任していたこともありました。指導者を目指すゴリさんの“教え子たち”が楽しみです。

2010年2月


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