松原良香コラム“サッカー人”

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反町康治監督

第44回 反町康治監督(湘南ベルマーレ)

Jリーグが6日に開幕しました。
注目チームのひとつ、11年ぶりにJ1に復帰した湘南ベルマーレは、ボクも2000年にプレーしたこともあります。
就任1年目でJ1に昇格させた反町康治監督を直撃しました。

─正直なところ、昨季のJ2で湘南には、あまり期待してはいませんでした。就任1年目で昇格させたのは……。
「(言葉をさえぎって)湘南というクラブをよくぞ昇格させたって言われるんだけれど、良香、それは違うんだよ。昇格させたんじゃなくて“昇格した”んだよ」

─えっ、どういう意味ですか?
「これは指導論にもなっちゃうけど、サッカーは選手がやるもの。選手たちが“昇格したい”という意識を強く持っていたから、結果が出ただけ。僕の場合、自分が引っ張っていくというよりも、あくまで選手がやりやすいようにサポートする、という感じだったんだ」

─そうなんですが、新潟(03年)でも湘南でも「1部昇格」という結果を残していますよね。そこがソリさんのスゴイところだと思うんですよ。
「もちろん最終的に勝負にはこだわる。でも、その前に過程が大切なんだよ。小手先でやれる程、サッカーは甘くはないからね。普段のトレーニングやミーティングからそういう話をしている」

─ところでソリさんが北京五輪代表を率いていたときの教え子、本田圭佑や岡崎慎司が日本代表に定着してきました。本田圭は「生意気」なんて言われていますが、実際のところはどうです?
「生意気じゃないよ。お前たち(アトランタ五輪代表選手)も個性的≠セっただろ?アトランタ世代たちの“ふてぶてしさ”は必要だね」

─ボクも本田圭をすごく買っているんですよ。
「アイツは外国人選手っぽいんだよ。文句があれば陰で言わず、直接言ってくる。面と向かって説明するとちゃんと納得する。僕にとっては、扱いやすい選手だったね」

─最後に聞きにくい質問を。日本代表はどうもすっきりしない戦いが続いています。五輪代表を率いていたソリさんに後任を打診されたら……。
「(きっぱり)それは引き受けられないよ」

─ヘンなこと聞いてすいません(笑い)

清水東出身のソリさんは、サッカーどころ静岡でも有名でした。
中盤のテクニシャンで横浜F時代も何回か試合で対戦しました。
監督にとって必要なことを尋ねると「情熱と理論」という答えが返ってきました。

「言葉で選手に考えをしっかり伝えたいから」とミーティングではパワーポイントを使っているそうです。
熱さと冷静さを合わせ持っている反町監督率いる湘南ベルマーレ。大いに期待できます!

2010年3月


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