松原良香コラム“サッカー人”

松原良香コラム“サッカー人”

鈴木隆行選手

第56回 鈴木隆行選手

今回は日本代表でも活躍し、現在はアメリカの独立リーグ『ユナイテッドサッカーリーグ』でプレーしている鈴木隆行選手。

今でこそ日本代表には“海外組”と呼ばれるヨーロッパのリーグでプレーしている選手が多くなったが、ここまでたくさん増えたのはつい最近の話。
10年前だってそんなに多くなかったと思う。
隆行は俺と同じで、本当にいろいろな国でプレーしてチャレンジしている。
ブラジル、ベルギー、セルビア、そして現在のアメリカ。こうやって何ヶ国でもチャレンジする隆行は本当にすごいよ。
今はアメリカの人や環境というのが良いので、とても気に入ってるみたい。

日本国内では何度も対戦している隆行。
テクニックはあまりないけれど、体の強さを武器に前線でボールを落ち着かせることが出来るし、ボールの受け方も上手かった。
そして何よりとても気持ちの強い選手です。プレーの節々に“根性”や“負けん気”というのが見える。
日本代表でのプレーを思い出すと、やはり記憶に残っているのは2002年の日韓ワールドカップの初戦・ベルギー戦。
小野伸二選手からのロングパスを相手ゴールキーパーとのギリギリのところで右足のつま先で触れてゴールを決めた。
この試合で日本代表は引き分け、ワールドカップでの初の勝ち点を挙げた。
このゴールがあったからこそ、決勝トーナメントまで進めたと思うし、今の日本代表があるといっても過言ではないと思う。

プライベートなところだと、実は隆行の奥さんと、うちの奥さんは友達なんだよね。
家も歩いてすぐだからバッタリ会うかもしれない。
そういえば、数年前に西麻布の交差点で偶然会ってビックリしたこともあったよ。
あと、隆行といえばとてもオシャレ。
特に服とか人に見られる部分にもすごく気を遣っている。
サッカー選手というのはピッチ外でもプロフェッショナルでなくてはいけないからね。

まだ現役の選手としてプレーしている隆行だけど、同時に指導者のC級ライセンスを取得中。
海外での経験や、代表選手としての経験がある選手が指導者を目指すというのは日本のサッカー界にとって確実にプラスになるはず。
ここまで様々な経歴を持った「国際人」は数少ないからね。

昨年末にFELICEのイベントでサッカークリニックに参加してくれた隆行は素晴らしいプレーを見せてくれたし、子ども達に「情熱」という言葉を残してくれた。
隆行らしいカッコイイ言葉だと思うし、みんなの心に響いた。

一緒に食事をしたけど、海外で何を学んだか聞いてみたら「50%はサッカー、あとの50%は人間性が重要。サッカーだけをやっていればいいだけではない。」と言っていた。
これは正直、「すごい!」と思ったよ。
それから、今後の生き方についてもいろいろ考えているみたい。
でも俺は隆行とまだまだ話し足りない。隆行がいろんな国で経験してきたことを詳しく聞いてみたいし、2002年のワールドカップの頃の話だって聞いてみたい。
何か面白い話が聞けたら、それはまた今度ブログに載せるよ。

是非またFELICEの活動に参加してもらって、隆行が得てきた世界での経験というのを多くの子ども達に伝えてほしい!

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