松原良香コラム“サッカー人”

松原良香コラム“サッカー人”

シジクレイさん

第65回 シジクレイさん

今回のサッカー人は、日本で長くプレーし、2005年にはキャプテンとしてガンバ大阪のリーグ優勝にも大きく貢献したシジクレイさんです。

サッカー界に携わっている人は彼のことを知っている人は多いでしょう。
日本ではモンテディオ山形(当時JFL)でのデビューから始まり、大分トリニータ、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪、京都サンガF.C.と13年間で350試合以上も出場した。
外国人選手でもこれだけ長く、多くの試合に出場するというのは本当に珍しい。

彼に関わった選手や関係者は「シジクレイは選手としても、人間としても素晴らしい」と口を揃えて言う。
俺も現役時代に対戦したことがあったし、試合後に話したこともあった。風貌も似ているしね。

先日、共通の友人から「シジクレイが日本に来ているから会わないか」と連絡があって、久しぶりに会うことが出来た。
てっきり京都を退団して引退したと思っていたのだけど、今年の7月までブラジルで現役を続けていた。
下部のリーグではあるけど『チームを助けたい』という気持ちでプレーしていたそう。
それだけに体もかなり締まっていた。こういったところでも選手、人間としての素晴らしさを感じる。

プレースタイルも187cmという大きな体格ではあるけど、それだけでプレーをしない。
読みの鋭さや頭の良さを感じるし、攻撃の起点としてのフィードも的確。
だからセンターバックだけでなく、ボランチとしても非常に良いプレーを見せていた。
また最初にも書いたけど、ガンバ大阪でキャプテンを務めた。
どのクラブに所属しても高いプロフェッショナル意識とリーダーシップを発揮していたね。
プロサッカー選手はたくさんいるけど、その中でも一握り、本当に数少ないプロフェッショナルだと思う。
ピッチの中でも外でもね。

最近の日本人選手は一般人と見分けがつかない。
渋谷とか歩いていても気付かないと思う。
だけどシジクレイはオーラがすごくあって、すぐにそれとわかる。
また、社会の現実というのをよくわかっていると思う。
ブラジルというのは生活でもサッカーでも“食うか死ぬか”と言っても大げさではない世界だから、今の自分が何をすべきで、何が出来るかというのをわかっている。

将来は監督をやりたいと言っていたし、日本でも指導をしたいと言っていた。
シジクレイのようなブラジルと日本の両方を知っている人間が日本で指導してくれるのは将来絶対に良い影響を与えてくれると思う。
それに家族も日本が大好きだと言っていた。

シジクレイに久々に会えて人間としても“サッカー選手”としても刺激を受けた。
FELICEにもシジクレイのようなプロフェッショナルな人間が入ってくれるよう、俺も頑張っていきたい。

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