松原良香コラム“サッカー人”

松原良香コラム“サッカー人”

山下恵太さん

第67回 山下恵太さん

皆さん、あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
今年は世界に目を向ければロンドンで夏季オリンピックが開催され、日本国内ではJリーグが20年目の節目の年。
日本のサッカーが更に発展する為の重要な1年になると思う。
俺も発展していくサッカー界には微力ではあるけど協力していきたいし、注目していきたい。

さて、今年最初のサッカー人ですが、日本代表やオリンピックなどの世代別の代表の総務、Jクラブのマネージャーなどを努め、現在はFELICEの事務局長として、また暁星国際学園アストラインターナショナルコースなどでも活躍している山下恵太さんです。

恵太さんに初めて会ったのは実はまだ3年前のこと。
1996年まで俺はオリンピック代表の一員としてプレーしていたけど、恵太さんが日本サッカー協会のスタッフになったのはワールドカップフランス大会予選の最中の96年で、ちょうど入れ違いだった。
直接の付き合いはなかったけど、イビチャ・オシムさんが代表監督だった頃に試合後にサポーターに挨拶に向かう選手たちを仕切っていたりする姿は見ていたし、選手からも「恵太さん」という名前をよく聞いていたので、知ってはいたんだよね。

それからしばらく経って、俺が指導者のS級ライセンスの講習前でFELICEが少しずつ大きくなってきて忙しくなってきた頃。
俺のサポートや俺がFELICEを空けてしまう時に取り仕切ってくれる人が必要で探していた。
そんな時に、協会スタッフの湯川(和之)さんや代表欧州遠征のコーディネートなどをしていた茂木(哲也)さんに「恵太さんが良いんじゃないか」と薦められた。

茂木さんが会う機会を設けてくれて、表参道で初めて恵太さんに会った。
最初は『よく喋るなぁ』という印象があった。
メールもくれたりしたけど、いつも文章が長くて『これが毎日だったら大変だな』なんて思ったりもした。
それくらい緻密な人ということなんだけどね。
いろんな人から「恵太は元気か」「大丈夫か」と聞かれるけど、今ではFELICEにとってなくてはならない存在だし、俺の右腕として本当に頼もしい働きをしてくれている。
そういえば、俺が一昨年ワールドカップの解説をしていた時に、オシムさんと話す機会があった。
オシムさんがいきなり「ありがとう」って言うから『何かなぁ』と思ったんだけど、「恵太のこと面倒見てくれてありがとう。恵太は元気か?これからも恵太のこと宜しく。」ということだった。
それは恵太さんが今までいろんな人と仕事をして信頼されていた証だと思う。

恵太さんの良いところは仕事に対して期待を裏切らないし、しっかりやりきってくれる。
俺が何も言わなくてもいろいろやってくれる。
FELICEに入った頃は『評論家』タイプで体よりも口から動く人だったけど、今ではいろんなことを実現化・形にしてくれる。
恵太さんが「これから良香もいろんな人に会う。変な虫が寄ってこないよう壁になれる人間がいないといけない。」と俺に言ったんだけど、俺は突っ走っていくタイプなのに対し、恵太さんは物事を冷静に判断し、良くないことはブレーキをかけたりバランスを取ってくれる。

それに打たれ強い。厳しいこと、難しい要求もしてしまうけど、そこをグッと飲み込んでやってくれる。
ひたむきに実行し、向上心だけでなくそれを形に出来る人、常に成長を感じさせる人なんだ。
それは容易なことではないし、なにより恵太さんがその難しさを知っているはず。

だからFELICEは成長出来ているんだと思う。
俺が思いきり出来るのも恵太さんがいるからなんだよね。
そういった部分はFELICEのスタッフにも見習ってほしいね。

プライベートではかなりお酒を飲む。
なんでも飲むんだけど、特に日本酒はガブガブ飲む。本当にお酒に強い。
一度大変な思いをしたこともあるみたいなんだけどね。
コーヒーもよく飲むけど、そこでセットになっていたタバコの量が減ったのはいいことだね。
まぁ灰皿を事務所の外に出しっぱなしで帰っちゃうのは直してほしいね(笑)。

気が付けばFELICEで指導をしている子供の数は800名を超えた。
今年はFELICEの中身を充実させないといけないし、新しいものも生み出していかなければならない。
そして、サッカーを通してFELICE MONDO(幸せな世界)、サッカー文化を生み出すためには、山下さんの力は必ず必要になる。今までもそうだったけど、これからはもっと高い山があると思う。
でも間違いなくその山を乗り越えて、進んでいける自信がある。
俺には山下恵太という気持ちのある心強いパートナーがいるから。

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