松原良香コラム“サッカー人”
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松原良香コラム“サッカー人”

マキシミリアーノ・ぺレイラ選手

第89回 マキシミリアーノ・ぺレイラ選手

Como estas querido!
ウルグアイ代表の右サイドといえばこの人『マキシミリアーノ ペレイラ』
まさかマキシがこんなになるとは思わなかったね。
デフェンソールというウルグアイのクラブで彼とは一緒だった。

あれは確か2002年で日韓W杯が行われていた時だった。
俺はウルグアイにいて、昼間はデフェンソールでプレイし、夜はセンテナリオスタジアムの横にある指導者学校で勉強していた。
ウルグアイの歴史や南米の歴史についても勉強したね。
もう覚えていないけど(笑)
だからこの時のことは特に思い出深く印象に残っている。
マキシは現在31歳だから当時は18歳ぐらいってことだよね。
トップチームの練習に参加するようになってから『明日の練習一緒に車に乗せてって』『帰り乗せてって』とよく言われ、行き帰りをよく一緒にした時のことを思い出す。

あの時のデフェンソールには、このマキシ同様有望な若手選手がたくさんいた。
マルティンシルバ、アルバロゴンザレス・・・みんなでアッサード(バーベキュー)やったりしてね。
懐かしいな!

この仲間たちがヨーロッパの強豪クラブでプレイしているから、現在もいろんなことを教えてくれる。
この前イタリアに行った時は、アルバロゴンザレスと会ってゆっくり話ができた。
試合にあまり出られないから辛そうにしていたけど。

マキシは右サイドならどこでも出来る器用な選手。
右サイドバック、ミッドフィルダー、時にはアッタッカー・・・
2007年からポルトガルの名門クラブであるベンフィカに移籍をし、現在も活躍している。

ヨーロッパのサッカーを見ていたら、見たことがある選手がいた。
どこかで見たことがあるなと思ったら、なんと『マキシ』だった。
あの時はびっくりしたよ!
『こいつ、マジかよ』ってね。

あれからこんなに成長し活躍しているマキシはすごいと思ったね。
右サイドから何度もセンターリングをあげ、そうかと思うと中に切り込みゴールを狙う。
そしてチームがボールを失うとボールを奪いに行く。
その攻守の切り替えがとても速く、且つアグレッシブ。
ウルグアイ人らしい闘志を剥き出しにした彼のプレイは、チームにエネルギーを与え、さらにチーム全体の活動力を増していく。
代表チームでも100試合以上出場していて、ウルグアイ代表ではなくてはならない存在になった。

この前マキシに久しぶりに会った。
マキシ『なんだよ、ヨシ久しぶりじゃないか!何やってるんだ、こんなところで。お前元気か!』
俺『おい、今度ポルトガルに行くかもしれないから電話番号教えて!俺を案内してくれよ。』
久しぶりに俺と会って、びっくりしてたよ。
いろんな話をして本当に楽しかった。

現在コパアメリカの真っ只中で、俺はこのウルグアイ代表の解説をスカパーでやらせていただいている。
人口約300万人の小国だけど、ウルグアイはコパアメリカで一番優勝回数が多いチーム。
あのブラジル、アルゼンチンよりも。
自分が今までやってきたことが、今こうして仕事になり
みんなに少しでもサッカーの素晴らしさが伝えられるように活動しているけど、こんな友達がいたから現在があるんだと実感している。

最初は18歳でウルグアイに行き、マキシと一緒にプレイした時は2回目だった。
この時は現役選手としては一番良い時期の28歳。
しかし、あの時は登録選手がいっぱいで、試合に出場することができなかった。
マキシをはじめ、デフェンソールの仲間からは『お前なんで試合出られないんだ?』こうやってよく言われた。
結局1年間試合に出場することができなかったね。
あの時は本当に苦しかった。
選手は試合に出られないことが本当に辛いし悔しい。
悔しいというより辛いという言葉の方が適切かもしれない。
移籍っていう難しさを目の当たりにした時だった。


あれから年月が流れ、たくさんのことを経験していくようになった。 現在はこう思う。
『無駄なことなんて何もなく、全てが自分の力になる』
そしてこの力が『人の為に』なれば一番嬉しい。
サッカーっていうのは一言では言い表すことができない。
ただ、『生きる』っていうことは何かを教えてくれていると思う。
マキシのパスをもらってシュートしていた自分がいたなんて思うと、いつもの後悔でもっとこうしてたら・・・なんて思うね(笑)

またマキシに会えること楽しみにしてる!
いつものプレイで夢や希望や感動を与えてほしい。
先ずはコパアメリカ優勝目指して頑張って!
Un abrazo grande!



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