松原良香コラム mano a mano
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松原良香コラム mano a mano

松原良香コラム mano a mano

第11回 田辺貴士さんA
株式会社マルマサ水産代表取締役
株式会社G.T.C代表取締役

田辺貴士さん
前回の田辺貴士さんの続きです。

松原 つまり、飲食店を始めたのも、やはり自分からやろうと思ったというよりも、知り合いを通じて紹介されたのがきっかけだったんだね。

田辺 最初のラーメン屋も小学校の同級生の紹介で頼まれてだからね。

松原 それがだんだん増えていったと。

田辺 そうだね。そういう話が来て、しばらくしたらまた次の話が来てっていう。

松原 幸せな人だねえ、君は。でもそれは仲間を大切にしてるっていうことだよね。

田辺 確かにそうかもしれない。全部、人との繋がりの中で頼まれたっていう感じだからね。

松原 さすがだと思うよ。でも、飲食店は本業じゃなくて副業なんだよね。本業は、いい魚を見極めていろいろなところに卸す仕事で。どういったところに卸しているんだっけ?

田辺 全国のホテルとか、レストランとか、居酒屋とかだね。あとは地方発送もやってるし、干物のような加工もやっているよ。

松原 水産会社を自分でもやろう、と思ったのはなんでだったんだろう?

田辺 それは本当に、たまたま5年間干物の勉強をして、自分でもつくれるようになって、そのあと今度は水産の仕事を5年間やってみて、魚の卸し方、刺身の作り方というようなノウハウがわかってきた。あとは2年間だけだけど最初に板前もやっていたので、包丁の扱い方や味もわかるようになっていたし、結果的にひと通り勉強したということになっていたんだよね。それで、じゃあやってみようか、ということになった。

松原 最初は1人で始めたんだったっけ?

田辺 共同経営者というほどではなかったけど、もう1人いたから、2人でスタートしたよ。最初はもちろん自分の給料なんて出ないし、朝から晩まで仕入れては加工して、という感じだった。そのうち、そこでもまた人との繋がりということになるんだけど、まあ松原君もその中の1人だけど、あるところの料理長が、僕が独立したっていう噂を聞いて僕を探してくれて、独立したんだったら魚を買おうって言ってくれたんだ。本当にそういう付き合いのあった人たちに助けられて、取り引き先が増えていった。

松原 そういう付き合いは今でも?

田辺 もちろん。

松原 それはラーメン屋とか、飲食店のほうでも同じように、そういった人との付き合いの中でっていう感じ?

田辺 そうだね。本当に人との繋がりには恵まれているということになるだろうね。

松原 今後は、どういう方向に進んでいきたいと思っているの?

田辺 本業の水産会社のほうは、今回新しい工場も建てたし、業績を上げていきたいというのはもちろんある。飲食業のほうは、和食の店が始まったら、和食、洋食、中華の3つを達成できたということになるし、東京にも会社をつくったから、次は東京で和食屋をやりたいっていうのが夢だね。小さな店でもいい。

松原 なるほど。やっぱり、まわりの人たちを大事にしているから、まわりの人たちが力になってくれるんだね。サッカーも同じ。11人でやっていて、僕はFWだったけど、チームメイトがパスしてくれないとゴールを決めることはできない。それと同じことなんだけど、田辺君がすごいのは、まわりからサポートしてもらったものに対して、どれもきちんとゴールを決めているっていうところなんだよ。だから、まわりの人たちも「じゃあ、次も田辺さんに」っていうふうになる。

田辺 まわりの人ということでは、水産会社の売り上げが上がったのは、やっぱり従業員が頑張って働いてくれたからなんだよ。自分1人だったらできる範囲は決まっちゃうからね。みんながいてくれたから今の会社もあるわけだし。今日も、出張だからあとは頼んだよ、と言えばすべてしっかりやってくれる仲間がいるからね。だから、そういう点では本当に恵まれているよ。

松原 それはやっぱり、田辺君の人徳なんだと思う。田辺君はこのフェリーチェの活動や暁星国際も含めて、すべての活動をサポートしてくれてるじゃない? 田辺君のいちばんいいところは、人のために尽くしす、ということなんだよ。困っている人がいればサポートをする。それが田辺君の人徳なんだよね。だからこっちも田辺君のことは忘れないし、いつでも思い出す。それが今の田辺君を作っているんだなと思う。だから、今のサッカー選手やサッカーをやっている子供たちも、いずれは社会人になっていくわけで、そうなった時に何が大切かというと、それは今、田辺君が話してくれた「人を大切にする」ということなんだよね。それが未来の自分の人生に関わって、繋がっていく。そういう仲間、友達を大切にするっていうのはサッカーとリンクする部分も多くあって、とてもいい勉強になったなと思う。

田辺 フェリーチェの活動が大きくなっていくことを期待しているし、これからも協力していくつもりだよ。応援しているから頑張ってほしいと思う。

松原 わかった。今日はいい話を聞かせてくれて、本当にありがとう。


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